時間が限られた行程の中での『お食事時間』をひねり出すのに
最も頭を悩ますのが『昼食』ランチではないでしょうか・・・・？


その街での滞在時間は決まっているし、
しかし、やっぱりここまで来たのだから・・本などでも紹介している場所へ行きたい、
でもーー初めての街で何をどう探せばガイドブックのお薦めのレストランへ行き着くのか？
その通りはどこにあって、何番地がどの辺なのーーーっっ！？？

そして、疲れた足をさすりながら・・ついついファースト・フード店に入ってしまったことへの後悔は・・
正直・・・取り返しがつくものでありません・・・
その場では“仕方ないよね・・・・・だって、時間がないんだもん・・・”





私の大好きな北の街・エディンバラでの観光は当初そんな状態でのランチがほとんどで
必然的にこのこの街では食べることよりも
観たり（お城やショッピングでのお店など）、
覗いたり（旧市街のクローズという言われる中世時代からの小道）などでとっても忙しいのですっ！私っっ！・・・・
でも、安易に入ってしまったファーストフード店で悲しい気持ちになったのは1度や2度ではありませんでした

だから、どうしても前日スーパーマーケットで手に入れた食料と果物で簡単お弁当ランチで
ついつい公園やお城の中庭で食したり（それはそれで気持ちの良い時間でもありますが・・お天気が良ければ）
見学場所での売店でのサンドイッチをぱくついたり、
寒さに震えながら風の強い中でのおなかを満たす為のだけの休憩は極力少なくしたいと思うのです





今回ご紹介するパブはエディンバラを旅する人は必ず訪れる旧市街の街
しかも、すでにいくつかのガイドブックにも紹介されていて
多くの観光客を受け入れているパブ

思った以上に入りやすい、判りやすい、そこそこ美味しいパブです　

〜　エヂィンバラのパブ　〜
　【２】


エディンバラ城


古都・エディンバラはウェーバリー駅を中心にNew TownとOld Townとに分かれています

その中でもOld Town旧市街は世界遺産でもあるエディンバラ城や近年公開になった1700年後半の地下の街や
中世の街並みを今に続く状態で人々が生活している場所でもあります

ある意味では私達異国の者達が感じる煙突と黒ずんた家屋の街並みは
イングランドのロンドンについで、ああ･･異国に来たなあ〜、と感慨無量になり
おのずとキョロキョロとして気づくと旧市街の大通りであるエディンバラ城からまっすぐと延びるRoyal Mileと
続く通りのHigh St.,を行ったり来たりであっという間に時間が飛んでしまいます

スコットランドの情緒溢れるショップを眺めて歩くだけでも楽しいこの通りで簡単に見つけることができ
居心地の良いパブを今回はご紹介させてくださいませ



城から続く大通り　ロイヤルマイル


<The World's End>

世界の終わり亭





2-8 High Street, Edinburgh
Tel : 0131-556-3928




こちらのパブは★印の場所になります
★はエディンバラ城、★はウェバリー駅です

先ずは朝一で観光名所では外せないお城へ乗り込みます

充分にお城を堪能した後はエディンバラ城の入り口から延びる大通りを右側の歩道を進みます
気持ち的に通りを下るような感じでスコッチ・ウィスキー・ヘリテイジセンターを見学しても良し、
ウールのお店やスコットランドの名産品を並べた楽しいショップを眺めながら歩いたり




ところどころに出現するクロース覗きながら
（私はこの細い路地を見つけるとついついその先へと進んで行きたくなります・・・どこへ行き着くのでしょう・・・）


　　　
通りから現在は抜け道になっている“クロース”

そして、この通りの一つの大きな目印でもある聖ジャイルズ大聖堂を眺めつつ
ちょっとした広場になっているパーラメントハウスを通り過ぎるとおなじみのツーリストインフォメーションの『 i 』マークの
ちょっと手前に下のパブサインと一際目立つブルーの窓枠

目印はおなじみのパブサイン




ガイドブックによると
昔は街の城壁があり、このパブの向こう側は城壁の外・・ということで別の街（世界）
我が世界の端、ということでついた名が『世界の終わり亭』

言われて見るとこのパブはこの通りを垂直に走る大きな通り“South Bridge”との角にあります


パブの扉を押すと右手側にはU字のバーカウンターがあり、
左手側はテーブル席が幾つかあり、ここでのお食事ができます


上記は左手側に入ったテーブル席からバーカウンターを見ているところです

そして、観光に疲れ、あまり時間のない私達がここで頼んだ「ファースト・フード」は



ローカルビールと英国の人々にはスターターでもある
奥は『本日のスープ』と手前は『チップス』

特に本日のスープには必ずパンが付いているし、ご覧のように具沢山のスープに厚切りパン
そして、おつまみのチップス・・・しかし・・・・この量である・・・これも厚切りポテト・・・
ビールとの相性は抜群である　



そして、上記の２つのメニューは厨房から出てくるのも早い！
お待たせしないのであるーーーーっっ！
これは何よりも旅する私達にとっての『ファースト・フード』
ビールで一息つく良し、アルコールが苦手な方々にはもちろんノン・アルコールもあります

時間のない旅人も、ゆっくりとお食事ができる方々もここでの寛ぎ方はそれぞれ可能です


通りを眺められるこの席には先ほどまで老婦人がお茶を楽しんでいました





この街のOld Townでの観光時間にちょっと立ち寄る休憩場所としても
充分くつろげる場所としても
このようなパブはいかがでしょう・・・










どうぞ、このページに関するお問い合わせやご意見をお待ち申し上げております





Top New ページのTop 　うさぎの国を旅する　


旅人のお食事事情ロンドンのパブ【１】　　旅人のお食事事情ロンドンのレストラン


旅人のお食事事情お惣菜屋さん　　旅人のお食事事情2007年英国旅の食事事情


ロンドンの食事事情【1】イタリアン・ベーカリー・カフェ